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記事 · 木材乾燥 2026-07-10

レッドウッドを自然乾燥させる理由と方法

人工乾燥との違いと、工房で6ヶ月かける意味を説明します
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Nova Redwood 工房
木工工房
2026-07-10
赤みのある木の板が並び、手前に赤い花が見える様子

木材を加工する前に、なぜ乾燥が必要なのか。答えは単純で、木は伐採後も水分を放出し続け、その過程で収縮・変形するからです。乾燥が不十分なまま家具にすると、完成後に割れや反りが出ます。工房では製材所から届いた板を最低6ヶ月、工房内で自然乾燥させてから加工に入っています。

人工乾燥と自然乾燥の違い

人工乾燥(KD材)は、乾燥炉に入れて短期間で含水率を下げる方法です。工期が短く、大量処理に向いています。一方、自然乾燥は屋外または屋内で空気にさらしながらゆっくり乾燥させます。時間はかかりますが、木の細胞が急激なストレスを受けないため、仕上げ後の狂いが出にくいと言われています。

どちらが絶対に優れているというわけではありませんが、一枚板や幅広板のように厚みがある材料は、急速乾燥で内部に応力が残りやすい傾向があります。工房では、そのリスクを避けるために自然乾燥を選んでいます。

含水率の目安

製材直後の板は含水率が40〜60%程度あることが多いです。家具に使うには、室内環境に近い含水率(日本の室内では年間を通じて12〜15%程度が一つの目安)まで下げる必要があります。工房では含水率計を使い、加工前に必ず数値を確認します。12%以下になっていない板は、どれだけ見た目が良くても使いません。

工房での乾燥管理

板は工房内の棚に、板と板の間に桟木(さんぎ)を挟んで積み重ねます。桟木を入れることで空気が通り、均一に乾燥が進みます。梅雨の時期は湿度が高くなるため、特に注意が必要です。工房の換気を意識的に行い、カビが発生しないよう管理しています。

6ヶ月というのは最低ラインで、厚みが60mmを超える板は1年以上かけることもあります。急いで使いたい気持ちはわかりますが、ここで時間を惜しむと後で後悔することになります。

乾燥中の板を見学できます

工房見学にいらっしゃれば、乾燥中の板を実際に見ていただけます。板の表情は乾燥が進むにつれて変わり、木目が締まって色が落ち着いてきます。「この板でテーブルを作りたい」と思っていただけることも多いです。見学はメールかお電話でご予約ください。

乾燥は地味な工程ですが、家具の寿命を決める最初の判断です。時間をかけることが、結果的に長く使える家具につながると考えています。

#木材乾燥#レッドウッド#木工#家具製作

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