レッドウッドの特徴と家具への向き不向き
レッドウッドという名前は聞いたことがあっても、実際にどんな木材なのかを知っている方は少ないかもしれません。工房で主に使う材の一つとして、その特徴と家具への適性を整理しておきます。
色と木目の特徴
レッドウッドは、その名の通り赤みがかった色調が特徴です。辺材(外側)は白っぽく、心材(内側)は深い赤褐色になります。木目は比較的まっすぐで、柾目に挽くと均一な縞模様が出ます。板目では、緩やかな波状の木目が現れます。
時間が経つにつれて、赤みが少し落ち着いて飴色に変化していきます。この経年変化を楽しめる方に向いている木材です。
硬さと加工性
レッドウッドは比較的柔らかい部類の木材です。クルミ材と比べると傷がつきやすいですが、そのぶん軽く、加工がしやすいという利点があります。手押しかんなや鑿での加工がスムーズで、細かい造形にも向いています。
どんな家具に向いているか
傷がつきやすい性質から、毎日激しく使うダイニングテーブルよりも、デスクや棚、サイドテーブルなどに向いています。工房でもレッドウッドはデスクや壁面棚の依頼に使うことが多いです。
一方、軽さと加工性を活かして、細工の多い棚や飾り台にも適しています。「重厚感よりも、明るく軽やかな印象にしたい」という方にはレッドウッドをお勧めすることが多いです。
どの樹種が合うかは、置く場所の用途と、求める雰囲気によって変わります。工房見学のときに実際の板を見ながら話すと、イメージが固まりやすいです。